衝撃の入れ歯事件

まだまだ私には関係ない入れ歯ですが、もちろん、私の祖母は大分前から入れ歯を使用しています。

この祖母の入れ歯使用を私は知らなかった時に、あることがきっかけで知ることになりました。

それは、私がまだ小学生だった頃、年に1度、母が仕事で忙しい事を知っている祖父と祖母が

1週間くらい私の実家に泊まりがけで母の手伝いをしにきてくれていました。

母の料理も大好きですが、おばあちゃんの料理は、良い意味で田舎っぽい料理だし、母の母なのに、母とは違う味付けなのも、いつもと違う感じで大好きでした。

そして、ある日の昼間、学校から帰ってきて手を洗おうと、洗面所のドアを開けると、祖母が洗面台の前にいました。

そこで見た光景が、小学生の私にはとても衝撃的でした。

何故なら、祖母は片手に入れ歯を持って、歯ブラシでそれを磨いていたからです。

ずっと祖母の歯が入れ歯だなんて思っていなかったので、それにもびっくりしましたが、入れ歯を間近でみたのは初めてだったので、あまりのリアルさに驚きをかくせませんでした。

パッと鏡越しに祖母の顔を見ると、入れ歯をしていない時の祖母の顔は、入れ歯をしている時とやはり異なり、なんだか不思議な気持ちになりました。

人間って、歯が無いと、本当にマンガで書いたみたいなおばあちゃんの顔になるんだなと思ったものです。

それ以降、祖母が入れ歯洗浄でコップに入れ歯が入っているのも見ましたが、何度見ても、やっぱり衝撃的な光景です。

ireba

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